シーナリーハウス


家づくり事例


中庭のある日田の家
大分県日田市
日田市の県道677号線沿いの三隅川にほど近い位置に建つ焼杉の平家の家になります。
道路から奥に向かって細くなる89坪の奥行きが長い台形の土地。県道からの視線と敷地の奥にあるアパートの駐車場からの視線を建物の形状でカットできるよう、中庭のあるコの字の建物となっています。
外観は道路から見てシンプルな片流れとし、その奥の道路から見えない建物の部分は雨の日でも風通しができるよう寄棟の屋根となっています。
玄関横に設けられた土間収納には、8本のタイヤ、ゴルフバック、庭いじり道具が余裕で収納できます。 玄関を開けて中に入ると、天井に張られた屋久杉の独特な香りに包まれます。玄関からリビングダイニングへ入ると勾配天井の高天井となっていて、その空間に通る化粧梁がこの部屋の雰囲気を印象付けます。 リビング続きに畳の小上がりが設けられ、お泊りのお客様があれば、壁から建具が出て必要な時のみ仕切れるようになっています。
リビングからは2600の引違いの大きなサッシを開けると縁側、中庭へと続き、縁側でお茶を飲みながら中庭の緑を楽しむ事ができます。
リビングには薪ストーブが設置され、もちろん暖房としてでもありますが火を見て過ごせる癒しの空間となっています。
そしてもう一つこの家の目玉は、日田の冬の寒さを考慮して床下エアコンも採用しており、冬の寒さ対策は万全な家となっています。
ウォークインクロゼットを通り抜けると奥様の仕事用の作業室。そこを通り抜けて、ご夫婦の寝室へとつながります。
24.42坪のコンパクトな造りながら、実面積より広く感じられる家となっています。