皆様夏バテなどしていないでしょうか?
弊社の現場では、今日も職人さん達が快適なお家を造るため、暑さに負けず絶賛工事中でございます!
さて今日のブログです。
弊社の建物では、空間をスッキリ見せるために様々な工夫をおこなっています。
空間をスッキリ見せるとは、縦、横のライン(高さや幅)を出来るだけ統一すること。機能性も考え、建具や、天井、キッチンのラインなど、同じ線上に設けると、毎日使う場所が気持ちよく美しい空間になります。
この水平線ラインがズレていると、なんとなく空間に緊張感がなくなったり、美しさから遠くリビングになっていきます。
そしてそのシーナリー真骨頂が、この写真です。
なかなかお客様には気付かれない所なんですが…
これは合体枠という建具の納まりです。
お部屋の角に枠同士を設える場合、通常は、枠→壁→枠といった形で、ここに壁が挟まり、コーナー窓の納まりとしてはもう一つでしょう。
それをこの建具枠と枠を角まで寄せて、枠同士の掘り込みをミリ単位で凸凹製材し、現場で繋ぎ合わせる。少しでも加工が間違ったり、図面検討など不十分だと綺麗に納まりません。
ここまでしてスッキリ見せたい。
大工さんともこの納まりにするのに、木の反りやスカシがどのくらいでるかも想定しながら進めていきます。
なかなか気付いてもらえない所なんですが、こんな仕掛けを実はやっている事も少しずつお伝えできれば、私たちのシーナリーの住宅の良さがまた見えてくるのかと思います。
そんなものづくりに思いがある人達がいる環境で働けているのに日々感謝、精進です。
ではまたブログ書かせて頂きます!