シーナリーハウス現場担当責任者の三浦です。
現在工事中の各現場を巡回し、今年の仕事納めをおこないました。
この一年間で、新築住宅12棟、リノベーション1棟のお引渡しをおこないましたので、まとめて振り返ってみたいとおもいます。
①2月引渡 「緑と暮らす家」 別府市南立石
跳ね出しガレージのある平屋の焼杉の住宅です。
北側の道路側には3メートルも跳ね出した造作ガレージがあります。日当たりのよい南側では、庭での生活を楽しく過ごせるよう、縁側や石土間を設けています。
徐々に植栽を増やしていき、住宅街の中で緑に囲まれた空間になっていくことでしょう。
②2月引渡 「吹抜けでつながる家」 大分市中戸次
吹抜けのある2階建ての焼杉の住宅です。
2階のスタディスペースの小窓からLDKを覗くのが楽しいです。
大分市内の住宅街での建替えの工事だったので、ご近所の方も工事が進むのを楽しみに見守ってくださいました。
③3月引渡 「天空の角子原の家」 大分市角子原
L型の平屋の焼杉の住宅です。
45坪の敷地に駐車場を確保する為、L型のプランにしています。道路からの視線を遮る為の板塀が焼杉の外壁とのアクセントにもなっています。
一段上げたタタミリビングやダイニングの勾配天井など、それぞれの空間にメリハリがあり、空間の広がりを感じさせます。
④5月引渡 「景色を取込むスキップフロアの家」 別府市鶴見
スキップフロアーのある2階建ての焼杉の住宅です。
玄関ポーチやガレージの下屋根と、2階の階高を低く抑えることで、重心の低いカッコ良い外観になっています。
玄関土間がリビングまで続き、庭の石土間と内部をうまく繋げています。
⑤6月引渡 「サロンを営む玖珠の家」 玖珠町
薪ストーブのある平屋の焼杉の平屋です。
将来的にサロンを自宅で開業する為の部屋も設けています。
薪棚や駐車場など、訪問するたびに少しづつ手が加わっています。広々とした敷地を上手く利用しながら生活されています。
⑥8月引渡 「小さな三角屋根の家」 日出町
切妻屋根が特徴的な2階建ての住宅です。
急勾配の屋根形状を利用して、小屋裏のような寝室をもうけています。別府湾を一望できる2階からの景色は2階建てに変更した価値がありました。
屋根の勾配がきつかったので、棟上げ工事や屋根工事では、安全を十分注意しての作業でした。
⑦9月引渡 「和瓦の別府青山の家」 別府市青山
和瓦と化粧タルキを採用した平屋(ロフト付)の焼杉の住宅です。
室内は薩摩中霧島壁の厚塗りとブラックチェリーの木部や木製サッシなど、高級感のある落ち着いた空間となっています。
造作ソファもいつもとは違う素材や形状にしたりと、シーナリーハウスとして新しい試みを多く取り入れ、今後につながっていくと思います。
中庭の板塀の高さや植栽の位置を慎重に現地で確認し、視線を上手く遮る事が出来ました。
⑧9月引渡 「山を望む中臼杵の家」 臼杵市
平屋の焼かない杉板の住宅です。
ご実家の隣の自然豊かな敷地に建てられました。共用のスタディスペースや可動の間仕切りで、3人のお子様の成長に対応できる空間にしています。
久しぶりにおこなわれた、上棟式後のお餅まきは、ご近所の方々も大変喜んでらっしゃいました。
⑨10月引渡 「大きな軒のガレージハウス」 大分市下郡
大きな軒のビルドインガレージが特徴な2階建ての焼杉の住宅です。
2階は子供室だけを設けて、基本的に1階ですべての生活が完結するように敷地いっぱいに計画しています。
オークのフローリングやラワンベニヤを家具に使用したウォークインクローゼットなど、いつものシーナリーハウスとは少し違った素材も取り入れました。
⑩10月引渡 「苺と暮らす杵築の家」 杵築市
シンプルな形状の平屋の焼杉の住宅です。
ご夫婦での生活の為、廊下などをなくし無駄のない空間構成になっています。
訪問するときに、遠くからも見える、苺のビニールハウス脇に建つ焼杉の外観が凄く存在感があります。
今後の作業場の増築なども楽しみです。
⑪12月引渡 「車寄せのある日出の平屋」 日出町
車2台が駐車できる車寄せのある平屋の焼杉の住宅です。
広い敷地にシンプルな形で日当たりの良い室内は、冬でもとても暖かい空間になっています。
畳リビングや趣味の楽器を楽しめる音楽室、一人用の畳の籠り部屋など、様々な要素を取り入れた異なった空間が楽しめます。
⑫12月引渡 「庇ガレージの野津原の家」 大分市野津原
玄関の庇を車寄せにした平屋の焼杉の住宅です。
デッキに出るサッシをテレビ台の高さまで一段上げて、室内と外部の両方で使えるベンチにしています。
ベンチからウッドデッキ、石土間から庭へと階段のような段差をつけながら、それぞれの空間をつないで、庭でのバーベキューなども楽しんでもらえると思います。
⑬塚原の別荘リノベーション 由布市塚原町
別荘のリノベ―ジョンです。2面の開口部から外部の自然を望める予備室には階段を設け、普段使いできるスタディスペースにしました。
半地下の洋室は天井、床など解体して、モダンな和室へ。古い岩風呂もシーナリーハウスらしい十和田石の浴室へ、リノベーションしました。
お施主様、敷地に合わせたオリジナルの住宅を一棟一棟、大切に工事させて頂きました。
お引渡しの後は「家守り」としてアフターを継続しておこなっていきます。
現在工事中の物件も4件あります。
来年も職人さん達と協力して、現場を進めていきます。
一年間ありがとうございました。