シーナリーハウス、チーフ設計プランナーの幸野成一です。
長かった今年の夏も終わり、やっと涼しい季節になりましたね。
そして12月になると、もうすっかり冬ですよね。
冬といえば、我が家で活躍するのがこれ
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そう、薪ストーブです。
冬の暖房器具なのですが、薪ストーブはそれだけではありません。
遠赤外線の輻射熱なので、エアコンの暖房と違い、体の芯まで温まります。
そして我が家では、鶏がらスープを作ったり料理でも大活躍しています。
でも、そんな事よりも大きなメリットは、なんと言っても、
炎を見ているだけで、心が癒される事ですね。
薪ストーブの最大のメリットです。
これは、「1/fゆらぎ」と言われる効果で、自然界の中では、川のせせらぎ、海のさざ波、風が木を揺らす音や、木漏れ日のゆらぎなどがそれに当たります。
また、私の尊敬する建築家、吉村順三氏が、このような本を出版しております。
この中で書かれているのが、
「基本的な火と光、・・・・それは人間にどうしても必要なもの」
この本の影響で、私は自宅に薪ストーブを導入し、この景色とダブルで癒されております。
ここから少々マニアックな話ですが、
薪ストーブの薪に火を着けるのって、要領がいるんですよね。
小さい薪から火を着けて、だんだん大きい薪に火を着けていくのが一般的なのですが、面倒くさがり屋の私は、なんとか着火剤1個で、大きい薪に火を着けられないものかと、研究に研究を重ねて編み出したのがこの方法。
基本は3本で組んで、煙突効果で火を着けるというやり方です。
まずは薪の形状はどんなものがあるかと言うと、このような形状があります。
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これらの薪の形状に合わせて、3本の薪の組み方を微妙に変えます。
基本的な、薪の組み方のイメージはこちら。
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そして、薪の形状により、組み方を微妙に調整します。
着火剤のオススメは、火力の強い防水着火剤で、私が使用している薪は、主にカシ、クヌギ。桜も煙の香りが良いのでオススメです。
そして、シーナリーハウスでの、薪ストーブの導入実績はこちら
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「景色を取込む、スキップフロアーの家」
(薪ストーブに火をつけた写真がなかったので、炎はペンで書き込んでおります。ご了承ください。以下の写真も同様)
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「海を望む、2階リビングの家」
「空中散歩の家」
そして、シーナリーハウスのモデルハウスにも、薪ストーブがあります。
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是非、薪ストーブ体験にお越し頂き、1/fゆらぎを、五感で感じで頂ければと思います。