シーナリーハウス



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幸野 成一

2024.8.26

「光と影をデザインする」 (チーフ設計プランナーの幸野成一です)

「光と影をデザインする」 (チーフ設計プランナーの幸野成一です)

シーナリーハウス、チーフ設計プランナーの幸野成一です。

 

があるところに、があります。

この光と影を、どうコントロールするかによって、家はグッとオシャレになります。

 

例えば、

 

障子に写る、植栽の影

に写る、一輪挿しの影

格子からこぼれる、光と影

水面光のゆらぎ

外壁に写る、植栽の影

 

太陽の向きと高さを読み、植栽の位置と高さをコントロールすることによって、光と影デザインすることができます。

 

実例を見ていきましょう。

 

「暮らしを愉しむスキップフロアー」

掃き出し窓の外のデッキに植えられた高木に南から太陽の光があたり、閉められた障子植栽の影を写しています。

 

「自然と暮らす丘の家」

窓に置かれた一輪挿しに窓からのが当たり、白い壁にもう一つの一輪挿しを映し出しています。

 

「つながりの家」

窓の外の緑から、部屋の壁に木漏れ日を落としています。

 

「景色を取込むスキップフロアーの家」

窓際のカウンターに置かれた一輪挿しに光が当たり、木の壁にを写しています。

 

「空につながる家」

玄関前に植えられた植栽に光が当たり、杉板張りの外壁と玄関ドアに植栽の影を写しています。

 

高い位置に設けられたから差込むあわい光が、光と影のあわいコントラストの壁になっています。

 

中津の二段屋根の家」

庭の手水鉢に写り込む、植栽の影。写真では分かりませんが、水面に写る植栽の影は風に揺らぐ水面により、ゆらゆらと動きが加わります。

 

「和瓦の別府青山の家」

この家は、今週末8月31日から完成見学会の家になります。

大谷石の石土間に、植栽の影が写っています。

 

室内の照明によってできる、格子戸光と影のコントラスト

この家は、8月31日から9月8日まで事前予約で見学可能です。

写真の場所を探しに、ぜひお越し下さい。

 

太陽の向きと高さを読み、植栽の位置と高さをコントロールすることによって、光と影をデザインすることができます。

光と影を意識して、シーナリーハウスの造る家を見学すると新しい発見があるかもしれません。