シーナリーハウス



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三浦 陽一

【現場報告】小さな三角屋根の家

【現場報告】小さな三角屋根の家

日出町に建築中の「小さな三角屋根の家」の工事も終盤を迎えています。

延べ床面積13.5坪という、シーナリーハウスでも過去最少の床面積に、8寸勾配の切妻屋根の特徴的な外観の住宅です。

当初は平屋を希望されていましたが、シーナリーハウス・チーフ設計プランナーの幸野さんが、実際に敷地を見た時に、南側に広がる景色をより活かす為に、2階建てを提案しました。

2階部分も、屋根形状を活かした勾配天井の面白い空間になっています。

外壁は杉板張りを採用しています。

シーナリーハウスの外壁は「焼杉」のイメージだと思いますが、今回は3棟目になる「焼かない杉」です。

「焼杉」の重厚感ではなく、今回は小さな三角屋根の形に合わせ「焼かない杉」で軽やかな可愛らしい感じに仕上げています。

幅150mmの杉板を、一枚一枚寸法を測りながら、カットしてから張っていきます。

平板を張った後に、ジョイント部分に、幅の狭い「押縁」を上から張ります。こうする事で板の継ぎ目を隠し、立体的な表情がでてきます。

 

本日で板張り工事も完了しました。何とか梅雨入り前に作業が完了し、ホットしています。

足場を外し、いよいよ外構工事へと進めていきます。