先日、「山を望む中臼杵の家」の棟上工事をおこないました。
ご家族5人の為の、木造平屋建てのお宅です。
自然に囲まれ、遠くの山々が望めるとても気持ちの良い敷地です。
農業振興地域にあたる為、農振解除の手続きなどにとても時間がかかりました。
初めて敷地を見に行き、計画を初めてから約1年半になります。
お施主様やご近所の方も「基礎工事が始まってからは、アッという間に棟上げですね。」とおっしゃいます。
棟上工事の前に、大工さんが土台敷や屋根のハシゴ組を先行しておこないました。
土台と断熱材の間に丁寧にしっかりと気密テープをはり、基礎からの気密を確保します。
シーナリーハウスの外観の特徴として、屋根の軒やケラバの出を長くします。
特にケラバの出を長くするため、垂木をハシゴ組にします。
そうする事で、屋根を軽やかに、シャープに魅せることが出来ます。
このような工夫が外観の印象に大きく左右してきます。
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棟上の前に事前に垂木をハシゴ組にします。
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事前にハシゴ組した垂木を屋根に固定します。
(赤色部分がケラバ この部分を支える為にハシゴ組をして本体部分と一体化した部材にします)
無事に棟上工事が完了した後は、ご家族で上棟式をおこない、最後に近所の方とお餅まきを行いました。
久しぶりのお餅まきでしたが、やっぱりいいものですね。
皆さんに喜ばれて、楽しんで頂いた一日となりました。
私達もしっかりと工事をおこなっていきます。