シーナリーハウス



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松木 淳也

「三世帯がつながる家」のお庭計画

「三世帯がつながる家」のお庭計画

こんにちは、設計の松木です。

本日は、建物の工事が終盤に入っている別府市にある「三世帯がつながる家」のお庭の計画についてご紹介致します。

こちらは弊社のショーホームがあるシーナリーの家より徒歩数分と非常に近くに位置しており、以前はお施主様の奥様のお父さんが住まわれていたお家を解体して、新たにお施主様ご夫婦と奥様のお父さん、旦那様のお母さんがともに住まわれる3世帯の住宅になります。

今回は、先月シーナリーの家を見学された外構デザイナーの方より紹介して頂いた造園屋さんと組んで植栽工事を行っていきます。

弊社では植栽計画及び工事を外構屋さんに一括で依頼することはありません。その理由として、建物と植栽は一体で考えることで、より魅力的な住宅になるという考えから、基本的に自社で植栽計画と植込みを行っております。

その下準備として一日を使い、まず午前中に造園屋の方と現場をともにみてまわり植栽イメージの打合せを行いました。具体的にはお庭の樹形、高さやボリュームについて、道路側からの外からの目と、室内側からの内からの目で、数案検討を行いました。

今回のお施主様の要望と致しまして、既存の梅の木と石(平板など)を生かしたお庭にして欲しいという内容のものでした。

現地をみていく中で敷地と建物の間の奥行を生かしつつ、平板石の使い勝手(お母さんが鉢を置いて育てる)を考慮し、一部に回遊性を持たせる案で考えています。

平板石と回遊計画のイメージ。 平板石の上でお母さんが観賞用の鉢を置いて育てる予定。

お施主様ご夫婦のリビング内部より。 下草を植えて緑が眺められるお庭を計画予定。

 

植栽イメージを共有したところで、大分市にある植木屋さんへ植栽の買い付けに向かいます。

数案検討した中より、樹木の金額やサイズ、樹形などを確認しながら1-2時間程度かけて、買い付けを行ってきました。

時期によりますが、いまは樹木が多くある状態でイメージに近いものが選べたと思います。

植栽買い付け風景。 左より造園屋さんの秦さん、弊社お客様担当の三浦。

 

植栽の注文も終わり今週植込みを行います。

なお、完成見学会をお施主様のご厚意により7月8日(土)、9日(日)の2日間限定で行わせて頂きます。

興味をお持ちになられた方は是非ご参加ください。

弊社、社長の西村のメルマガ(https://www.sceneryhouse.jp/information.html)より読者の方へは先行してご予約ができますので、まだ登録されていない方はこちらもご登録よろしくお願いします。

 

来週の植え込みが、イメージ以上のものになるように想いつつ、本日のblogは終了させて頂きます。