シーナリーハウス



ブログ

2023.3.3

別府市大観山の現場より

別府市大観山の現場より

こんにちわ!!テクニカルの樋口です。

 

今回は、こちらの別府市大観山の現場よりブログを掲載させて頂いてます。

現場の方では大工造作から電気配線工事まで進んでおります。

こちらはいつも入って頂いている電気業者さんの材料と道具です。

 

大工さんと同様、使う材料を同じ場所に同じ物同士で集めて作業していただいてます。こうしていると必要な材料の確認も一目で出来て、作業効率の高さや、印象もとても良いですね。

 

こちらの電気業者さん、私達元請業者から指示されるだけだなく、自分達でも各職人さんへ共有しているしっかりとした現場ルールというのがあるそうです。

 

それは、どのようなルールかと言うと

 

①材料や道具、ゴミを一つにまとめて他の業者さんの邪魔にならないようにすること。

 

②出したゴミは自分達のものだけではなく、廻りにあるゴミも一緒に掃除して捨てること。

 

③電気業者は単発の小作業を多数お部屋の各所で行うので、掃除道具(小さい掃除器かホウキ・塵取り)を常時持ち歩き部分的な作業が終わったらその都度清掃する。

 

とても素晴らしいですね。シーナリーハウスにも清掃のルールはありますが、何人かを束ねる業者さん達は、各現場現場が勝負になりますので、その時その時の印象や清掃も大切にされるそうです。

 

そうしていると、もし万が一清掃し忘れてしまった所があっても、気分良く他の業者さんが清掃をして下さるそうです。

 

何事も配慮が大切ですね。自分だけでなく、廻りとの事を考えた整理・整頓・清掃。現場に良い循環が産まれそうです。

 

 

変わってこちらは同じ現場にて、大工さんが居室やトイレなどの入り口廻りの造作しています。

弊社の入り口枠なんですが、引き戸(吊り込み式)をメイン仕様とさせて頂いております。そして、こちらの引き戸は扉が壁の中に入り込む、戸袋タイプの引き戸仕様です。

 

なぜこのような戸袋タイプの引き戸にしているかというと、このような効果があるからです。

通常の引き戸だと、このように壁の裏側は利用が用途がないです。戸袋タイプだと広い壁空間が両面にあるので照明やタオル掛けなど設置できます。そして、通常の枠廻りは多くの木材ラインが入る所が、それも少ないのでスッキリした印象になります。そしてこちらに加えて、レールを吊り込みタイプにしているので、床にレールなど入らず、床もスッキリ見え、トータルとしても洗練された空間造りの意識になっております。

 

弊社の扉は様々な気配りをお部屋の中に配慮させて頂いてます。

 

大工さんもこの戸袋タイプの引き戸を一ケ所造作するのに、扉の芯墨出しから始まり→各所壁の干渉確認→材料の検討→配線ルートの確保→照明器具やタオル掛けを設ける時の下地入れまで、一ケ所に多くの労力をかけて頂いてます。「シーナリーハウスの入り口枠を作るのは一日3ケ所作るのが限度だな~」と今日も大変さの中にやりがいを感じてくれていましたm(__)m。検討、段取り、造作と手間がかかりますが、良い空間造りを根底としています。技術と設計力の賜物です。

 

これからもお客様のご期待にそえれる様な造作空間を発信していきたいと思います。

 

では本日のブログはこれにて失礼いたしますm(__)m