皆様こんにちわ!
テクニカルの樋口です。先月の大寒波も落着き、様々影響が出たものの2023年も無事、別府にて上棟を迎えることが出来ました。
別府「三世帯がつながる家」です。
間口がとても長い平屋で、屋根勾配は低く、地を這うような外観フォルムがとても魅力的です。前面の桜や植栽がアクセントとなり、別府の街並みに美しく溶け込む姿で出来上がりがとても楽しみです。
外壁は焼杉。内装の壁は中霧島壁を使い、その他躯体や柱材なども多く県産材を使用した「one九州」素材の住宅となっています。九州の材料を沢山選定出来、住まう人と近しい土地の材料で作られたお家ってとても素敵ですね。
では前置きこのくらいで、今回のブログの中身ですが、その「one九州」の素材の中から床材について本日はお話させて頂きます。
弊社にて、よくご選定頂く床材がこちらの「杉柾目の浮造りフローリング」となっております。
こちらの商品、その柾目の品のある美しい外見と、浮造り部分が適度に足の裏を刺激するので非常に気持ちよく、滑りにくいのでお子様やご年配の方にも安心な商品となっています。
また表面部分は質感を大事にした撥水加工も施されていますので、水分や汚れをはじきやすい床材になっています。さらに自然素材の懸念点である反りの原因などもしっかり考えて、すべての床材は必ず木表になるように選定製材されているそうです。
製材元は鹿児島の木材専門の特殊燻製処理技術を持つ業者さんから卸して頂いてます。実はこの商品、大分では弊社限定での取り扱いになっており、1県1業者という他社さんでは使用できない希少価値のある床材になっています。
そしてその特殊燻煙熱処理、簡単に言うと木材を燃料として乾燥させる処理なんですが、従来の化石燃料と比べ、木材の成長応力を軽減させ、寸法や狂いの少ない一定品質での提供が出来るという乾燥処理になっております。様々なご指導を頂いている鹿児島のベガハウスさんも永きに渡り採用されており、弊社でも取り扱わせて頂く商品となりました。
こういった商品が人の繋がりを通し、ここ大分の地に展開ししていくことにもロマンを感じますが、やはりその沢山の叡智が詰まった床材の商品力というのがすごいと思いました。
仕様の補足として、1本の長さが4メートルという超長物フローリングとなっていますので、柾目の直線の美しさがより強調され、まず他にない床の雰囲気になりとても上品で個性的なお部屋空間になります。
中身も見た目も本当におススメ商品です!!
こちらの杉の柾目浮造りフローリング、弊社ショーホームにてもその肌触りや雰囲気もお味わえますので、是非、その足触りを体感頂ければと思います。
https://www.sceneryhouse.jp/openhouse/001.html
では本日のブログは、この辺りで失礼させて頂きますm(__)m